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北京物資学院

現地調査日:2006/12/22


6.コメント

以下、06/12/22執筆
●北京中心部からバスで小一時間離れた東の郊外にある。市内中心部にある大学と比べると不便な面があることは否めない。それをなんとかカバーしようといくつかの試みをしている。

●一つは輔導老師(家庭教師)の費用を学院が負担していることだ。この大学の中国人学生が毎週4時間、家庭教師をしてくれるわけだが、一学期中すべての費用が学院負担、つまり無料である。このような事例は今まで聞いたことがない。北京郊外の輔導の相場は1時間20元なので、毎週4時間で80元、1学期が18週として1,440元である。かといって学費も7,200元と北京では最も安い部類に入るので、輔導の費用を学費に組み込んでいるというわけではない。

●もう一つは各学期に行われる社会見学である。こういった行事はどこの大学でも行っているが、多くは近郊の観光地などである。この大学では北京現代(自動車メーカー)や燕京ビール(北京トップシェア)などの工場見学を行っている。

●逆に郊外にあるメリットとしてコストの安さが上げられる。先に挙げた学費のほかに、この大学は北京でも特に寮費が安い。

●1人部屋は1日40元。北京のほかの大学の2人部屋の寮費よりも 安い。しかもこの部屋は扉を空けると小さなリビング兼キッチンがあり、その奥に寝室がある1DKタイプで、バストイレのほかに冷蔵庫、洗濯機もついている。寝室自体もベットを2つ置ける広さが有り、実際に2人で住むこともできる。(その場合は1人1日22元)

●2人部屋は2種類あるが、安いほうの部屋は1日23元。やはり北京で一番安い。この部屋も2DKタイプなので、バストイレやリビングを共用する1人部屋と考えて良い。2部屋のうちの一方はベットを2つ置ける広さがあるので3人で住むこともできる。ちなみにその場合は1人1日17元。東北3省など地方部に行かない限りこの寮費はなかなか見ることができない。

●郊外といっても市の中心部まで1時間である。毎日遊びに行くというならば別だが、東京の郊外に住んでいて、週末に都心に遊びにいくと考えれば極端に不便というわけでもないだろう。


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